皆さんこんにちは。
わたしは、内科として消化器領域の癌の内視鏡検査・治療を中心に15年以上静岡中部地区の病院で勤務医として仕事をしてきました。難度の高い内視鏡治療を続けることには未練を感じますが、自分の能力を発揮できる場として生活習慣病の治療を通してがんのケアもできる身近な医者になる道を選びました。食道癌・胃癌・大腸癌を中心にセンター病院での修行や臨床のみをやってきた経験はがんの早期拾い上げにおおきく貢献できると信じています。
厚労省の年齢調整死亡率からみると、以前は脳・心臓・癌がそれぞれ約1/3ずつという内訳になっていました。近年の統計では比率が癌が50%以上、脳・心臓をたしてその残りと変化してきています。高血圧・高脂血症・糖尿病などの生活習慣病だけを見ていては今後の内科診療は手落ちとなってきます。 |